パニック障害 自立支援医療制度

自立支援医療制度の活用

精神障害を持っている方には、自立支援医療制度というものがあります。
これは、通院して治療を受けたりする時に、自己負担を軽減してくれるという制度です。

 

今までは、「通院医療費公費負担制度」というものがありましたが、これが廃止され、「障害者自立支援法」というものに代替えされました。
自立支援医療制度を利用すると、健康保険の種類に関係なく、医療費が一割負担となります。

 

また、所得などによって、医療費の自己負担上限が決まっているので、1ヶ月の医療費負担が上限を超えると、それ以上の医療費の請求がなくなります。
この対象になるのは、一定所得未満、または重度かつ継続に該当するという規定があります。

 

重度かつ継続に該当する人というのは、総合失調症、躁うつ病・うつ病、てんかん、認知症等の脳機能障害若しくは薬物関連障害(依存症等)の人。
または、医師によって集中的、継続的に通院治療を必要とする人。

 

疾病の種類に関わらず、高額な医療費の負担が継続する人です。

 

自立支援医療制度を申請するには、まずは担当医に制度を利用出来るか確認しましょう。

 

特に、パニック障害というのは、この制度が受けれるかどうかが微妙な精神疾患になります。
申請しても、対象外になってしまうことがあるので、まずは確認をしてから申請をするのがおすすめです。

 

ただ、まったくの対象外ということでもありませんし、医師の診断書や意見書によっても活用出来るかどうかが違ってきます。

 

ですから、きちんと医師に相談して、制度が活用出来るように診断書を書いてもらいましょう。

自立支援医療制度関連ページ

治療法
パニック障害の治療法はいろいろありますが、主流となっているのは、薬物療法と精神的な治療となります。
専門医
パニック障害を専門にしている医師がまだまだ少ないというのが現状です。
治療薬のパキシルとデバス
薬物治療によって、パニック障害を根本的に治すことは出来ません。
漢方治療薬
漢方では、3つの「気」の状態、つまりパニック障害によって起こる症状によって薬が処方されます。
医療保険の加入
精神障害を持っている方には、自立支援医療制度というものがあります。 これは、通院して治療を受けたりする時に、自己負担を軽減してくれるという制度です。
家族や周囲の接し方
パニック障害を抱えている人というのは、「いつ発症するかもしれない」という不安を抱えています。 そして、周囲の人から「変な目で見られるのでは」「おかしい人だと思われるのでは」という恐怖も抱えているのです。
障害年金の受給
パニック障害も、名称では「障害」ですし、不安障害の分類のひとつです。 ですから、イメージ的には障害年金を受け取れるのは当たり前のように思えるかもしれません。
応急処置
パニック障害の症状の中でも、もっとも多いのが過呼吸です。 このような症状が出た場合、ビニール袋や紙袋などを口に当てて呼吸をしましょう。
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