主人のパニック障害の体験談

わたしの主人が軽度のパニック障害になったことがあります。

 

幸い、軽度で済んだので、その後長く続くとか、病院に通わなくてはいけないとか、そのようなことはなかったのですが、本人はその時期、大変辛い思いをしたようです。

 

その頃、仕事でストレスを抱えており、精神的にも、体力的にもとても疲れていました。
会社に、苦手とする上司がおり、その人との関係も原因になっていたようです。

 

ある日、電車でいつものように通勤しているとき、初めての症状が出ました。

 

息が思うように吸えなくて、貧血のような症状が出たそうです。
そして、このまま電車に乗っていたら死ぬかもしれない、と思い、次の駅で電車を降りたそうです。

 

ちょっと疲れ気味なのかな、と、その日は思ったらしいのですが、なんとまた次の日も、電車に乗り始めてしばらくすると同じ感じに。

 

そのようなことがしばらく続くと、電車に乗ること自体が怖くなります。

 

「これから電車に乗らなければいけない」

 

と思うと、脂汗が出てきて、吐き気がし、貧血のように、す〜っと血の気が引くそうです。

 

いろいろ友人に話したら、「パニック障害」ではないか、と言われました。
なにかストレスがあるときなどは、特に症状が出やすいようです。

 

その頃は電車に乗るのが恐怖だったのですが、電車に乗らないと会社にいけないので、

 

出勤時間を少しずらして、人が混雑していないときを選んだり、気分が悪くなったら、すぐ降りればいい、など、

 

自分を安心させられるような決め事を作って、少しずつ改善していきました。

 

幸い、数年後には症状は出なくなりました。

 

パニック障害も、いろいろな症状があるようです。原因も人それぞれ。

 

まわりも本人も、焦らず、少しずつ治していくのがいいと思います。

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