自律神経の果てにパニック障害に陥った営業マン
パニック障害になった会社の人の話をします。
今では、失業率や大卒の就職率がかなり悪い時期ですが、もっと以前、リストラが流行った時期がありまして、私はその頃にある会社で働いていました。
150人規模の中小企業だった私の会社でもリストラがあり、結局1次リストラでは12人が辞めさせられました。
部長クラスの方が辞めさせられることなんてないはずですが、営業部長がちょっと精神障害になったようで、リストラの対象になりました。
冬場でも汗が顔中ダラダラ出て、帰社された時にはサウナに行ったのかというぐらい、シャツが汗まみれでした。
とある日、新人営業マンを連れて営業先に行ったときのこと、その新人から聞いたのですが、営業は無事終えたらしいのですが、営業先から少し離れたところで、部長がいきなりぜえぜえ言い始めたらしいです。
過呼吸だったみたいですが、約30分間、もがき苦しむ姿を見て、新人も過呼吸が始まった5分ぐらいですぐに救急車を呼ぼうと思ったらしいのですが、部長が止めたそうです。
後で聞いたら、自分は自立神経失調症だから、こんなことしょっちゅうだとのこと。
ですが、それはおかしいと心療内科を勧められて部長が受診してみたら、パニック障害も併発しているとのことでした。
ですが、1次リストラ(結局3次まであったのですが)が終わった後、部長は徐々にパニック障害を克服したようですが、治るのにおそらく3〜4年はかかっていると思われます。
自律神経の果てにパニック障害に陥った営業マン関連ページ
- パニック障害と診断された症状
- パニック障害は今でも世間では認知されていない症状ですが、よくインターネット等で同じような症状の方が相談されているのを見かけます。その症状というのが嘔吐恐怖でした。
- パニック障害と不整脈
- 十代の頃、疲れた時や空腹の時、また悩み事がある時は必ずと言っていいほど、動悸と息切れがするようになりました。
- パニック障害になったら病院へ
- パニック障害になったら、自分の体に異常を感じたら、病院へ行くべきです。
- なにかが引き金で・・突然にパニック障害
- 自分の障害を治すために・・カウンセリングと万が一の時のための頓服として一錠だけ薬をいただきながらなんとか、現在も生活することができているそうです。
- パニック障害とつきあっていく方法
- パニック障害の原因と改善
- 主人のパニック障害の体験談
- わたしの主人が軽度のパニック障害になったことがあります。幸い、軽度で済んだので、その後長く続くとか、病院に通わなくてはいけないとか、そのようなことはなかったのですが、本人はその時期、大変辛い思いをしたようです。