パニック障害 あがり症

あがり症

人前に出ると、妙に緊張して上手くしゃべることが出来なくなったり、心臓がドキドキするというような症状が出る方がいます。
こういった状態になってしまう人のことを、俗に「あがり症」と言います。

 

あがり症に関しては、医学的な見地から言うと、交感神経緊張症の現象になります。

 

一時的に横隔膜が上がることによって、心臓の動きが不規則になることで心拍数が乱れてドキドキするんですね。
また、体がこわばったり、呼吸が小さくなるのも、あがり症の症状だと言われています。

 

心理学的見地から言うと、人間の防衛本能が働くことによってあがり症が起こると言われています。

 

「自分を良く見せたい」「人から馬鹿にされたくない」というような気持ちが大きいと、あがり症の症状が起こるそうです。

 

これは、逆に自分に自信がないことの裏返しとも言えます。

あがり症は病気ではありませんが、症状が深刻になるとパニック障害になってしまうことがあります。

 

パニック障害というのは、強い不安感によって自分自身の感情のコントロールが出来なくなってしまう病気です。
パニック障害と重度のあがり症の症状には、とても似ているところがあります。

 

人前に出たとき、どうしていいのか、どういう態度を取ればいいのかがわからなくなり、激しい動機やめまいを起こしてしまいます。

 

あがり症は病気ではないのですが、あがり症がひどくなるとパニック障害を引き起こす可能性があるのです。
ですから、自分であがり症の症状がひどいと感じる場合は、心療内科などでケアしてあげることが必要と言えるでしょう。

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